5/19(水)、コンカツしてきました。
コンカツといっても婚活ではなく大阪府と奈良県の県境にまたがる金剛山・葛城山の二座登山のことです。初めて聞いたときはうまいこという人がいるものだと思いました。
葛城山では毎年5月上旬に咲く一面のヤマツツジが名物です。以前から見てみたいと思っていたのですが、チャンスをうかがっているうちに今年は異例の早さで梅雨入りしてしまい、お花も旬を過ぎかけているようであわてて行ってきました。
ログはYAMAPに載せています。
青崩(あおげ)からまずは天狗谷道で葛城山を目指します。雨でも大峰や台高と違ってヒルの心配をしなくていいのは気楽ですね。LT(乳酸閾値)のトレーニングを意識して、ややきついペースで登りました。
登山道は非常に歩きやすく、山頂までコースタイム2時間のところ1時間10分で到着。かなりの濃霧です。今回はスタート時16.4kgとボッカトレーニングを兼ねています。といっても、積雪期はいつも15kgくらい担いでいるので、あまり負担には感じませんでした。20kg背負うと登りでペースダウンするので、17~18kgくらいにしんどいラインがあるのかもしれません。
山頂からツツジ鑑賞路に入り、お目当てのツツジ群落とご対面。といっても霧がすごく、視界一面に広がるツツジという景色は残念ながら見られませんでしたが…
ツツジの色にも濃淡あり見飽きませんでした。やはりお花はシーズン終盤の雰囲気で、また来年以降リベンジしたいと思います。
ここからは稜線を繋ぐダイヤモンドトレールをたどります。丸太階段地獄をひたすら下っていきます。
葛城山と金剛山のコルである水越峠に到着。初めて来ましたが、思ったより殺風景で驚きました。
水越峠のダイトレ碑。全長約45kmのロングトレイルとのことですが、いつかは通しで歩いてみたいものです。
水越峠の東屋でランチをとり、金剛山へ向かいます。こちらはVO2Max(最大酸素摂取量)のトレーニングのつもりでかなりきついペースで登ろうとしましたが、一人だとなかなか全力は出せませんね…。気づけば楽なペースに落ち着こうとしている自分がいます。
金剛山は葛木岳、湧出岳、大日岳の三峰からなる山です。まずは一等三角点のある湧出岳頂上へ。
続いて最高点である葛木岳を目指します。山頂周辺は神域となっており、一の鳥居をくぐると雰囲気ある森の中を歩いていきます。
葛木神社に到着。この背後に金剛山最高点である葛木岳1125mがありますが、神域のため実際には立ち入りできません。
お参りして、山頂広場の方へ下ります。売店はぎりぎり閉店後で見学のみ。
こんな天気でもここまで来るとちらほら人がいるのはさすが金剛山ですね。
あまりピークらしくない大日岳をピストンして、青崩道を下ります。
上部は赤坂町石道(赤坂古道)とかぶっており町石がありました。
非常に歩きやすい道で快調に下り、コンカツ周回を完了しました。
雨予報は承知の上でしたがひさしぶりに終日雨の中で、なかなかくたびれました。また普段よりハイペースで歩いたせいか、帰宅後の空腹感がいつもよりありました。悪天候のおかげでほとんど人に出会わなかったのは静かでよかったです。最近購入したウェアのテストや、夏に向けて汗をかく練習にもなりました。やはり行ってみるといろいろと発見がありますね。