奈良吉野の移住登山ガイド ちくちゅーの日記

山が好きで、山に住んでみたくて移住しました。山暮らし、ガイド報告、登山ネタetc.

御在所 後尾根~富士見尾根~立岩~砦岩 周回

11/21(火)

この記事を書いているのは実際には2024年1月なのでかなり今更なのですが、秋の記録をアップしておきたいと思います。春にヒマラヤ遠征に一緒に行った山梨のメンバーが遊びにきてくれ、鈴鹿で何日か登ろうということになりました(もともとは大台ヶ原のサマーコレクションも候補にありましたが、時期的に遅すぎということで変更に)。

パートナーからの提案で11/21は御在所の後尾根、11/22は中尾根、1日挟んで11/24はサマコレから変更で椿岩でフリークライミングという鈴鹿尽くしの3日間に。

まずは後尾根の記録から。

鈴鹿スカイライン沿いの中道駐車場に集合して、8:30過ぎに出発。平日なので空いているだろうと高をくくっていたらどんどん駐車場が埋まってきて驚きました。さすが鈴鹿、大峰とは違いますね。

中道から峠を越えて裏道に合流し、藤内小屋を経由して藤内沢へ。当初は後尾根を登った後、鎌ヶ岳まで縦走して周回するプランだったので中道スタートとしましたが、後尾根だけで下りるなら裏道からアプローチした方が楽だと思います。

ブログにはあげていませんが3月に前尾根を登りにきていたので、藤内沢の地形はまだ記憶に残っていましたが、前尾根取り付き手前に出てくる左岸の岩がワンポイントいつも怖いですね…(この翌日、中尾根から下山時に歩きやすい右岸沿いの道を発見しました)。

もしかして学生時代ぶり?に一の壁へ行き、岩場を正面に見て左奥より後尾根ルートへ入っていきます。一の壁ではアイトレしている人がいました。

アプローチに不安があったのですが、すぐに尾根状になり後尾根にちゃんと乗ったことを確信。一の壁や前尾根方面の展望が素晴らしかったです。

後尾根自体はアルパイングレードII級程度の簡単な岩ですが、フリーで各々サクサク登感じとなり、逆にしっかり確保しようとすると壁というより尾根だけに難しい気もしました。ところどころボルトや残置があるので、それを使えばいいのでしょうが。

アイトレに使っている記録も散見されますが、アイゼンで登るのは自分にはまだちょっと怖い感じがしました。

下部は露出感のある尾根で展望は最高です。

こちらが核心部とされるチョックストーン。この手前から難しそうに見えたので、まず自分がリードしましたが、8mm×30mロープだったので手前でピッチを切り、こちらはパートナーリード。途中に残置支点あり。なめていたら微妙に悪くて焦りました。。

チョックストーンを越えると尾根上の広場となりました。これで実質登攀終了。この後まだ岩尾根かと思っていたので今回は休憩をとらず進んでいきましたが、実際にはこの後は薮尾根となり、この広場で休んでおけばよかったです。

中道登山道に出て、少し下り、8合目付近よりお次は富士見尾根へ。登山道では巻いている岩稜を直登していきます。

↑登山道から見た富士見尾根の岩稜。

少しだけ巻いて、尾根の側壁をあがる感じでロープを出しました。↑写真の中央やや左のくぼみから尾根に上がり、奥に向かっていくイメージです。非常に短くこちらも2ピッチで終了でしたが、意外と渋く、単独で行っている記録もありましたが自分的にはフリーソロは怖いなという印象でした。

登山道に合流後、もう一度8合目まで下り、そのまま中道登山道を下ってサイコロ状の地蔵岩を見学し、少し戻って立岩見学へ。立岩へは登山道を外れるのでそのポイントがわかるかなと気にしていましたが、木に標識が括り付けられており、わかりやすかったです。

不思議な形状の立岩。こちらも昔は登られていたのか周囲の岩含めて古いリングボルトなどが見られました。

そのままテープを参考にしながら尾根を下り、砦岩を経由して藤内小屋に戻り、あとは往路をたどって中道駐車場へと帰着しました。

 

今回パートナーに提案されるまで存在すら知らなかった後尾根ですが、容易な岩歩きで、岩に親しむにはよいコースだと思いました。積極的にロープやお助けスリングを出すことでリーダーの練習場としても使えそうです。立岩・砦岩を絡めると奇岩見学コースとしても面白いですね。

 

詳しい時間記録はヤマレコをご覧ください↓

 

計画にあたってはこちらの好日山荘ブログを参考にさせていただきました↓

https://www.kojitusanso.jp/tozan-report/detail/?fm=30072