大峰シェイクスピア氷柱群フィールド調査&ガイドトレーニング
1/20(水)、エコツアー団体山遊び塾 ヨイヨイかわかみを一緒に運営しているガイド仲間とともに、トレーニングを兼ねて冬に氷瀑ツアーを開催しているフィールドの調査に行ってきました。天気予報とにらめっこして、冷え込みがしばらく続いた後の晴天を狙っていきました。これはフリーランスの特権ですね(笑)
ガイディングの練習も兼ねて危険個所は積極的にロープを使っていきます。
登山開始から約3時間、お目当ての氷瀑が見えてきました。
巨大氷柱が立ち並ぶ円形劇場的な空間に圧倒されます。
意外に予想ほど氷は発達していませんでした。しかしこれはこれで、繊細な美しさがあります。氷瀑の成長については12月の雨の量が少ないと発達しにくいとか、冷え込みすぎてもいけないとか、いろいろな要因があるようです。
氷の内側に入りこんでみました。
時間をかけてゆっくりと凍った氷は透き通るような色をしています。
自撮り。日当たりがよすぎて氷がパラパラと崩れてくるので、撮影はスピーディーに。
メンバー集合写真! 人と比べると氷の巨大さがわかるでしょうか。
通常はこの絶景を見たら満足すると思いますが(笑)、欲張りな私たちは次を目指します!
ここで、同じく川上村を中心に活動されている青空ファンさんのグループに偶然にも出会いました。ここからは写真の通り本格的な登攀が必要となります。
40mの氷をアイスクライミングで登った先にはさらに100m級の大氷瀑が見えていました。が、さすがに本日はここで時間切れ。充実のガイドトレーニングとなりました。
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ここは通常の登山道ではなく、道標も一切ありません。バリエーション的な登山の経験が必要な場所になります。付近一帯は地元地主さんが管理されており、私たちは作業道整備などの奉仕活動を行い、地主さんの許可をいただいた上で入山しています。貴重なフィールドが閉鎖の憂き目にあうことのないよう、これからも安全第一で守っていきたいものです。
今回訪れたところは難易度が高いため、現状公募ツアーでご案内することは難しいですが、フィールドの入り口には今回ほど本格的な装備がなくても訪れることのできる氷瀑があります。氷の世界に触れてみたい、という方はぜひこちらをご覧ください。