奈良吉野の移住登山ガイド ちくちゅーの日記

山が好きで、山に住んでみたくて移住しました。山暮らし、ガイド報告、登山ネタetc.

記事執筆/岳人6月号掲載中です!

山岳雑誌「岳人」6月号の「とっておきの山歩き」コーナーに、学能堂山の紹介記事を執筆しました!
お知らせが遅くなり大変今更ですが、ぜひご購入の上、ご一読ください!

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そして本日は学能堂山と並び奈良県絶滅危惧種のベニバナヤマシャクヤクが見られる貴重なお山、観音峰へいってきました。
この週末にかけて見頃を迎えそうです。
何度見ても美しいお花ですね~

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2019年6月9日(日) ガイド報告☆幻のベニバナヤマシャクヤクを求めて学能堂山へ!

2019年6月9日(日)、「“幻の花”ベニバナヤマシャクヤクに出会う 学能堂山」を開催しました!

今回は雑誌「岳人」6月号で紹介した奈良県側の御杖村・神末上村から登るルートでご案内。梅雨どきでお天気が気になる一日でしたが、山頂から下山直後に雨が降り出すというグッドタイミングでちょうど見ごろのベニバナヤマシャクヤクを楽しむことができました!

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あまり目立たない登山口。登山開始前から地図読み力が必要(笑)

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最初は沢沿いの植林帯をあがっていきます。登山道を横切るサワガニちゃん。

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このコースはフタリシズカがたくさん。

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登山開始から約1時間でコスマ峠。そこから30分で白土山をこえると、学能堂山山頂を望む展望地に出ます。この展望がこのコースの魅力ですね。頂上までずいぶん遠くに見えますが、意外とすぐです。

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歩いてきた尾根をバックに山頂直下を登る。

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学能堂山山頂! 高見山、三峰山、曽爾の山や三重県側まで~360度大展望の山頂です。

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そしてお目当てのベニバナヤマシャクヤク自生地でランチタイム☆

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蕾~満開~咲き終わりのバナナ状態までさまざま。全体的にはいまが見ごろと思われます。

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やっと会えた幻の花♪

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お花畑を堪能して、往路を戻りました。

参加者の方の「これはええわー! すごいなー!」という思いっきり声に出ている心の声(?)が印象的でした(笑)

皆さま、ご参加ありがとうございました~!

予告編/白屋岳&八経ヶ岳の日程

現在日程だけ決定している企画のお知らせです。詳細は近日公開! いましばらくお待ちください~!

6月29日(土) コアジサイ咲く白屋岳 *22日から変更になりました
7月6日(土) オオヤマレンゲ咲く八経ヶ岳

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2019年6月8日(土) ガイド報告☆竜口尾根・又剣山

本日は「大蛇嵓を正面に望む絶景尾根! 竜口尾根・又剣山」を開催しました!
あいにくのお天気で真っ白な一日!?と思われましたが、大蛇嵓を正面に望む展望ポイントでは見事霧が晴れ、絶景を楽しむことができました!!
昨日の雨で増水した西の滝&中の滝も大迫力でした~
大台ヶ原から尾鷲へ至る尾鷲道も遠望でき、次の話に花が咲きました☆
これからも奈良の山の”ちょっとマニアック”をご案内していきますね。笑
本日はご参加ありがとうございました!

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6月7日は山の神の日

毎年1月7日、6月7日、11月7日は山の神の日です。

山の神様が山の木の数を数える日とされていて、この日だけは皆、山へ入りません。

今回はあいにくのお天気で、ブルーシートをかけて雨除けをしての神事でした。写真が妙な色になっているのはそのせいです。。。

今年もあと半分、大事なく過ごせますように。

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これまでの山の神の日は↓↓

chkch.hatenablog.com

2019年6月6日(木) 大峰・大台の隠れた展望台。新緑の竜口尾根・又剣山へ!

いつも大蛇嵓から眺めている尾根を歩いてきました。

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大台ヶ原・大蛇嵓より。この右手に屏風のようにそそり立つ尾根が「竜口(りゅうご)尾根」。今回は奥から手前に縦走する形です。

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登山口までは山深い林道のドライブ。上北山村の道の駅から小一時間ほど走ります。途中、大峰山脈を一望する展望台あり。ここに景色を見に来るだけでも楽しいかも。

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林道から木製階段をあがって、登山スタート。苔と新緑が綺麗です。

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竜口尾根、最初のピーク・又剣山。知る人ぞ知るマニアックな山ですね(笑)

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又剣山の山頂付近より、これから歩く竜口尾根と大台ヶ原(右奥)を望む。

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それでは縦走開始…と思いきや、いきなり大物の蛇に遭遇してびっくり。この日はシカ多数にサルも見かけました。

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基本的に尾根伝いですが、地味に迷いそうなところが多くていやらしい。各ピークからの下りは支尾根に入らないように要注意。霧の日は怖そう。晴れると、このように所々で大展望がひらけます。一番向こうが大峰山脈

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五兵衛平は休憩適地。尾根全般そうですが、存在感ある巨木が多いです。

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1320m峰から縦走路を外れると、大蛇嵓を真正面に望む露岩にいきあたります。正面に迫る大蛇嵓はもちろん、西の滝や中の滝が流れ落ちる光景も大迫力。このすごさは写真では伝わらない…! ぜひ自分の眼で確かめてみて欲しいです。

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縦走路に戻り、途中、角度を西に変えて笙の峰を目指します。と、さらっと書いていますが、この西へ直角に曲がる箇所は尾根が広く踏み跡は薄いというかなりいやらしい場所で、ここで迷う人は多いんじゃないでしょうか。GPS携行推奨です。

道中、又剣山がよく見えました。

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笙の峰は展望なし。ここからの下降も尾根を外さないように注意。

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西大台からの登山道と出会い、やがて林道へ出ます。ここからは林道と山道を行ったり来たりしながら一気に高度を下げていきます。

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昔、山仕事に使われていたと思われる廃小屋を発見。石積みがすごいです。

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だんだん気温が上がってきて標高差を感じる頃、小処温泉へ下山! そのまま温泉へ直行できるというのが素晴らしいですね~

アプローチに難ありかつ体力的にも楽とはいえませんが、右に大台、左に大峰を望みながら、奥深い自然の真っただ中を歩いていくこのコース。なんともいえない魅力があります。おすすめです。

6/16「大普賢岳」公開しました!

6/16(日) 開催「大峰の峻峰 大普賢岳」を公開しました!

​★大峰の鋭峰・大普賢岳を最短コースで目指します。
★ハシゴの連続する厳しい道のりに少人数制でチャレンジ!
★6月の大普賢岳は花の季節。可憐なお花が疲れを癒してくれます。

詳細・お申し込みはこちら!

www.mt-chkch.com

知る人ぞ知る大峰の峻峰・大普賢岳を和佐又山ヒュッテからの最短コースで目指します。最初は穏やかな森歩きから始まる登山道ですが、笙の窟(いわや)を過ぎると様子が一変、ハシゴが連続する体力勝負の道のりとなります。急傾斜が続き最後まで気が抜けませんが、頂上に着いたときの達成感は格別! 6月の大普賢岳は花の季節で、シロヤシオ、イワカガミなどのお花が疲れを癒してくれます。少人数制で憧れの名峰にチャレンジしましょう!

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