台高・明神平~桧塚奥峰~桧塚を歩く(明神平を取り囲む1400m峰シリーズ)
3/27(土)、公募プラン「台高・明神平~桧塚奥峰~桧塚/明神平を取り囲む1400m峰シリーズ(1)」を開催しました!
明神平を取り囲むように位置する6つの1400m級ピーク群(明神岳・桧塚奥峰・桧塚・薊岳・国見山・水無山)の全山登頂シリーズの初回で、明神平から三重県側へ入り、明神岳1432m~桧塚奥峰1420m~桧塚1402mと縦走してきました。桧塚奥峰は他の府県との境界上にある山を除き、三重県の単独最高峰の山としても知られている山です。
まずは通いなれた道、大又林道終点から明神平を目指します。落葉の時期は明神滝がよく見えますね。
日当たりのいいところは新芽が見られました。これはハシリドコロと思われます。山菜と誤認して食べられることが多い有毒植物で、「食べると錯乱して走り回ること」が名前の由来だとか。「ハシリドコロに触った手で目をこすると瞳孔が開き、眩しく感じられる(wikipediaより)」とのこと。要注意ですね。
こちらはバイケイソウ。明神平への登りから明神平一帯までかなり広範囲に広がっていました。新緑の時期は見ごたえがありそうです。
広々とした明神平を過ぎて、まずは明神岳を目指します。
まずは一座目、明神岳登頂! といっても山というより森のコブといった感じのこんもりしたピークです。
山頂の東側に少し行くと、南側がひらけ台高山脈の展望がひらけます。
明神岳を過ぎ、台高山脈の縦走路とわかれ三重県側に入っていきます。明神岳から尾根を直進すると縦走路に導かれるため、分岐を見落とさないように。左に直角に折れる感じです。
明神平から判官平(ほうがんだいら)を過ぎて桧塚まで、一帯は自然林で新緑の時期は気持ちのいい尾根歩きができそうです。
判官平を過ぎると崩壊地があり、北側の展望がひらけます。高見山や曽爾の山々が見えました。
桧塚奥峰の山頂直下。振り返ると今日歩いていた明神平~明神岳の尾根が見えていました。正面奥の盛り上がりが明神岳です。
そして二座目の1400m峰、桧塚奥峰に到着! 左から右奥へ、これからたどる桧塚への尾根が見えています。
大展望を満喫しながらランチをとり、いざ桧塚へ。
途中、意外にしっかりした残雪がありました。シーズン最後の雪を踏みしめます。
桧塚(右奥)へ。
そして三座目、桧塚に登頂しました。桧塚奥峰からは下り主体となるので、登頂という感じはしませんが(笑)
帰路、樹間から水無山・国見山の大きな姿が見えていました。奈良県側からはあまり目立ちませんが、三重県側から見るとどっしりとした立派なピークですね。
ほぼ往路を戻り、明神岳のピークだけは巻いて最短距離で下山しました。それでも行動時間7時間30分と、なかなかしっかり歩いた一日となりました。
今回は落葉の時期で展望に恵まれましたが、新緑の時期もよさそうだねと盛り上がりました。緑まぶしい季節にも訪れてみたいものです。