奈良吉野の移住登山ガイド ちくちゅーの日記

山が好きで、山に住んでみたくて移住しました。山暮らし、ガイド報告、登山ネタetc.

【山行記録】冬の山上ヶ岳へいってきました

下見で山上ヶ岳へいってきました。先日の雨の影響が心配でしたが、さすがに山の上はまだまだ雪たっぷり、冬の装いでした。

時間記録

山行実施日:2019/2/21(木)

10:30 清浄大橋~11:50 お助け水~12:25 洞辻茶屋~13:00 鐘掛岩~13:45 湧出岳(山上ヶ岳山頂)~14:50 お助け水~15:40 清浄大橋

写真&記録

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清浄大橋よりスタート。橋の両側だけわずかに氷が残っていました。

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出発より約1時間。一本松茶屋を過ぎると雪が出てきました。

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雪というより氷のところも多く、足運びに気をつかいます。

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お助け水は出ていませんでした。ここからアイゼンを装着。

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お助け水を過ぎると自然林となり、明るくなります。

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自然の芸術が綺麗。

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洞辻茶屋に到着。

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稜線は霧氷が美しいです。

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夏道通り進んでいきます。油こぼしの岩場はほとんど雪に埋まっていました。岩の隙間は凍結注意。

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エビのしっぽがついた鐘掛岩は大迫力。

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西の覗、宿坊を通過していよいよ大峰山寺へ。

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当然誰もいませんが…。

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お花畑のところにあった樹はモンスターになりかけていました。

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湧出岳山頂に到着! この後、往路を戻って無事下山しました。

まとめ

平日にもかかわらず数組の登山者とすれ違いました。山上ヶ岳は標高1,719mと標高が高く、本格的な雪山登山が楽しめますが、意外に山頂までのコースタイムは(八経ヶ岳等と比べると)短く、訪れやすいというのが人気の理由かもしれません。

洞辻茶屋までの下りは、下山道が雪が少なくアイゼン着用では歩きづらそうに思えたため、往路と同じ行者道を選択しましたが、油こぼしの岩場が雪に埋まった箇所が急傾斜でここだけピッケルを出しました。滑ると結構下まで急傾斜が続く箇所があるので、要注意です。

男性限定とはなりますが、八経ヶ岳ほど遠くなく、稲村ヶ岳や大普賢岳のような危険個所は少なく、大峰の雪山入門にはいい山だと思います。